帰省の道すがら。

今日、寮を出た。

移動を含めて、いつもと環境が変わるので、ブログを書き忘れるかもしれないので、いつもより早いが更新しておく。

また書きたくなれば、追記するなり、新しい記事を作成するなりすれば良いのだから。

 

今日、eラーニングの開始予定日だった。

事前連絡から鑑みるに、特に何も始まらないとみていたが、1限の開始前には起床した。

 

普段午後に起きる僕が、今朝起床できたのは、寮の入浴時間制限に伴い、入浴が早まり、就寝が自然と前倒しになったおかげかもしれない。

 

予想通り、何も始まらなかったので、100円朝食に向かった。

数日ぶりに同学と軽く言葉を交わし、食堂の職員の方に簡単な挨拶をした。

別に人に餓えている自覚は無かったが、当たり前の挨拶を交わすだけで意外と心が晴れるものだ。

 

帰省(という名の自室隔離)に向けて、スーツケースを運んでいたときに会った掃除のおばさんと少しお話をした。

僕は、人から好かれやすいタイプじゃないだろうし、声を掛けやすいタイプでもないと思う。

でも、意外とひとまわり以上年上の人には、それなりに話しかけられる気がする。

いかにも話しかけやすい雑魚そうな空気感が醸し出されているのか、あるいは、ほっとけない陰のオーラが漂ってるのか…。

どちらにせよ、この延長線上で、将来就職先で職場の先輩方に可愛がってもらえたら嬉しいな、などと思いながら、荷物を引きずって行く。

 

昨今の情勢や通常授業再開の目処をなどを鑑みつつ、再三の退寮&帰省勧告に加えて、寮での生活の制限が進むため、帰省するのがベターだと判断した。

この選択に対して、不適切だとか非効率だといった考えを持つ人もいるかもしれないが、少なくとも僕はこういう選択をすることにした。

 

家庭の事情(?)があって、コロナウイルスのリスクがある中でも、今回やむを得ず、車ではなく公共交通機関での帰省になる。

これはかなり複雑な心境である。

だが、これはもう仕方無いことなので、自らが感染のリスク因子であることを自覚して、明日からしばらく自室で自主隔離の予定だ。

 

少し寂しいが、両親ともなるべく顔を合わせないようにしよう。

不要不急の用で自室から出るときはマスク着用を徹底する。

 

最後の乗り換えを終えて、実家の最寄り駅に向かう電車があまりにも空いているので、カメラを回そうかと思って端っこの席に着いた。

のだが、何故か僕の周りにおじさんやおばさんがお集まりになられたので断念。

まぁ、カメラを回しても、外の景色はつまらないしね(笑)

 

という文章を打っている間に、車両にいるのは僕と車掌さんだけになっていた。

流石、田舎。一時間に一本の短両編成電車だけある。

 

車窓から流れ込む景色は僕の目を、意識を素通りしていく、特段めぼしいものも無い。

が、カメラを回してみようかな。

レンズを通して世界を切り取ろうとすれば、思い掛けない発見があるかもしれないから。