現実逃避

小説やエッセイを書こうとしたりするも頓挫。

アイデアや言葉は浮かぶけど、いざ書こうとすると手が止まる。

書いていても、遅々として筆は進まず、ある程度書いたものも何の面白みもなく無意味な言葉の羅列になる。

このまま、何一つ満足行く作品を作ることなく、それでもなお、求められるがままに動くことで人並みに稼ぐことはできて、他者の作ったコンテンツを消費するだけで時間を使い切り、一生を終えるのだろうかという絶望感が滲む。

傾向は幾つか見えてきて、自分に近しいことほど筆が進む。病んでいるときほど、書くしかないと追い込まれて、創作意欲がわく。

まぁ、創作意欲なんてポジティブなものじゃなくて、実際は、現実逃避に近いのかもしれない。

人間関係だったり、部活だったりが上手くいかなくなれば、いつだって、他のものに逃げ込む人間だったように思う。

逃げ込んだ先で一心不乱にやることで、ある程度の結果が出せてきたのは幸か不幸か分からない。

逃げ癖がついてしまったし、逃げているときしか、追い込まれているときしか本気を出せない人間になってしまったのかもしれない。

余裕を持った人間になりたいなと漠然と考えてきたけれど、自分に向いてるのは、必死こいてる姿なのかもしれない。

とりあえず、作品が作れずにぐちゃぐちゃ悩んだ結果、こうやってブログを書くことができたのは悪くなかったのかもしれない。